1973年　群馬県生まれ

​私は小さい時から、寂しいという思いが常にあり、又何をしても自分に自信が持てず、恥ずかしがり屋で引っ込みじあんで、誰かに話しかけられても、いつもお父さんとお母さんの陰に隠れているような子供でした。なので自分から思いを伝えることはしたことがなく、気が付けば、私は何が好きなのか、何をやりたいのか分からなくなっていたし、考えることもしなくなっていました。

　生活は決して裕福ではありませんでしたが、父はまじめな人で私達家族のために一生懸命働いてくれて、休みの日は学校行事や地域活動などに積極的に参加していました。母はよく手作り料理を作ってくれました。

思春期になると両親になにをされたわけではないのに、私は愛されていないんだ。寂しい。私の話を聞いてよ。私はなんで生まれてきたんだろう。お父さんもお母さんも大嫌いだ…という思いが強くなり、行き場のない思いを両親にぶつけ常に悲しませていました。本当は両親が笑顔でいる姿が見たいのに、いつも悲しませることしかできない自分がとても嫌いでした。でも、どうすることもできず、ましてや小さいときから自分の気持ちを伝えたことがなかったため、当時も何を伝えていいのかわからず酷い態度を取り続けてしまいました。

高校を卒業してしばらくすると縁があり結婚しました。子供も二人授かりました。しかし、夫と上手くいかず離婚しました。その後、私は子供達を育てるため看護学校に入りました。父は癌になり、看護学校を卒業まじかに他界しました。一家の大黒柱になった私は、悲しむ暇もなく生活のため働きました。ふと立ち止まって考えてみると、こんなにも時が立ち、いろいろな経験をしたのに、私の心は全然変わっていないことに気が付きました。寂しい、自分に自信がない、恥ずかしがり屋、引っ込みじあん、自分の気持ちがわからない…。なに一つ小さい時と変わっていませんでした。また、再婚したい気持ちはあっても男性のことが好きになれませんでした。ずっと自分探しをしていました。でも、変わりたくても何をしても変わらない。フッと力を抜いた時に寂しい思いが湧き上がって来る。八方塞がりの状況でどうにならない時に出逢ったのが真我でした。真我が開いた私は全身にあたたかいものが流れていて、光しかない、愛しかない、なんともいえない幸せな気持ちに包まれました。そして、私の力ではない、大いなる力が応援しているとしか思えないような出来事が次から次に起こりました。奇跡の連続です。想像のつく人生が、想像もつかない人生になりました。今では常に心が満たされていて、フッとした瞬間も幸せいっぱいです。私だけではなく、私の周りの大切な人たちも真我を開いて人生が好転しています。

自分が幸せにあったように、世の中の全ての人が真我を開き、本当の自分で生きられるように全力でお手伝いをさせていただきたいと思い、One originカウンセリングルーム群馬を立ち上げました。誠心誠意向き合わせていただきます。